好きなことで生きていくという生き方が最近注目されてきていますね。
この風潮は非常によい傾向であるし、今後さらに強まっていくでしょう。
しかし、この言葉の本当の意味を間違えて捉えている人が多いのではないでしょうか。
というか、世の中そんなに甘くないということをみなさんに今日はお伝えしたいです。
みなさん、YouTuberで稼いでいる人をみてどう言う印象を抱いていますか?
楽して稼げていいなあ
ゲーム実況って遊びながら稼ぐって最高じゃん!
と思っているあなた、その考え実は間違っています。
試しに今人気のあるYouTuberの動画をそっくりそのまま真似て作ってみることをお勧めします。
するとあなたのおかしていた過ちに気づくことになるでしょう。
そう、YouTubeで生計を立てている人の動画はめちゃくちゃクオリティが高い。
もうテレビ局の人間が作っているのと同じくらいのクオリティです。
コンテンツ、テロップ、効果音どれを取っても売れているYouTuberの動画はクオリティが高い。
そんなにクオリティが高い動画をあなたは作れますか?
作れたとして毎日作って投稿できますか?
チャンネル登録者数が0人のところからそのクオリティの動画をあげるモチベーションは続きますか?
今、チャンネルを作って登録者数0人の状態でHIKAKINさんレベルの動画を毎日投稿できたらそれはもう立派なYouTuberです。
そんなにモチベーションがあるならあなたはYouTuberに向いています。
しかしほとんどの人はそんなことできません。
YouTuberひとつ取っても好きなことで生きていくというのは実は至難の技なのです。
世の中の職業を4種類に分類する
全てのものは以下の4つに分類することができます。
- 好きで得意なこと
- 好きではないが得意なこと
- 好きだが得意ではないこと
- 好きでも得意でもないこと
これらを言い換えると以下のようになります。
- 天職
- 向いている仕事
- 趣味
- 論外
4番は論外として1,2,3についてお話ししていきましょう。
好きで得意なこと
これは文句なしで仕事にすべきでしょう。
自分の中で一番好きで得意なことがあればそれで生きていくべきです。
それはあなたにとって天職なのですから。
好きではないが得意なこと vs 好きだが得意ではないこと
ここが本記事最大の議題です。
結論から言うと、好きではないが得意なことの方が圧倒的に仕事に向いています。
世の中の価値について考えるとその理由は一目瞭然です。
価値を決めるのは希少性です。
つまり、同じような技術を持っている人が少なければ少ないほど、そしてその技術が求められるほど価値が高くなります。
プロ野球に行けるほどの野球の技術はほんの一握りの人間しか持っていませんが、レジ打ちの技術はバイトを始めて数ヶ月で誰でも身につきます。
だからこれら二つの給料というのは圧倒的な差があります。
話を戻します。
つまり、他の人が手に入れられないような技術を持っていると価値が高まります。
そして、得意というのは他の人が手に入れられないような技術を持っていることを指します。
だから、得意なことを仕事にするのが一番よいのです。
林修先生も言っていました。「得意なことを仕事にしろ」と。
大事なのは好きかどうかじゃない。得意かどうかだ。
一応好きだが得意ではないことについて話をしておきましょう。
一言で言うと、好きだが得意ではないことというのは趣味です。
得意ではないことをやっても世の中に対してなんの価値も生み出しません。
対してうまくもないのに草野球をしても世の中的にはなんの価値もありません。
それをいわゆる趣味と言っているのです。
だから絶対に得意なことを仕事にしましょう。
まとめ
好きなことで生きて行くという言葉には落とし穴があります。
生きていくためには得意なことをする必要があります。
好きかどうかは二の次です。(得意なことを好きになれればそれが最高)
みなさんも自分の将来について考えるときは好きかどうかよりも得意かどうかを考えましょう。
ちなみに僕はブログの才能がないのでこのブログはビジネスではなく、趣味です。
記事を書くよりうんこをする方が得意です。
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