突然ですが皆さん、こんな経験ありませんか?
「街中を歩いていてもカップルばかりが目につく・・・みんな彼氏彼女がいて、恋人のいない私は社会不適合者なのではないか・・・」
と悩んで鬱になってしまう。
僕も結構こういうことあります。
街ゆく人にはみんな恋人がいるので、本当に辛い気持ちになりますよね。
でも安心してください。
恋人がいないのはあなただけじゃありません。
そのように感じるのは生存者バイアスのせいです。
生存者バイアスとは
ではその生存者バイアスというのはなんでしょうか?
ニコニコ大百科によると生存者バイアスの意味は
ある特定の出来事や手段などを評価する際に、経過と共に発生する少なくない脱落・淘汰などをした存在を考慮することなく、最終的に生き残った一部のみをもって判断してしまうことを指す。
とあります。
簡単にいうと「本当は世の中には彼氏彼女がいない人がたくさんいるのに、街中を歩いているのはリア充ばっかりであるので、世の中にはリア充ばっかりいるんだ」というように捉えてしまうことです。
別の例としては「YouTuberって相当稼いでいる人が多いから、自分も今からYouTubeを始めれば年収数千万も夢じゃない!」と錯覚してしまうことです。
まず、皆さんはこの生存者バイアスの概念を獲得すべきなのです。
そうすればきっと恋人がいない鬱気分から解放されます。
実際に恋人がいる人の割合は?
2014年にリクルートマーケティングパートナーズが行なった調査によると
20代の73.5%には恋人がおらず、さらに28.9%が1度も異性と付き合ったことがない
という結果を得たようです。
少々古いデータですが、特に大きな時代の変化がないので今もその割合は大きくは変わっていないでしょう。
これはなかなか衝撃的なデータですよね。
つまり、世の中のおよそ4人に3人の若者は現在恋人がいないということになります。
皆さんがふさぎこんでいたのは単なる生存者バイアスによるものだということがわかりましたね。
世の中には恋人がいない人がほとんどなんだ。
街中で目につくイチャイチャしているカップルは日本人口全体に比べたらほんの少しの割合しかおらず、自分は生存者バイアスに騙されているだけなんだ。
というマインドをこれから持ってください。
生存者バイアスはこのような鬱対策になるだけでなく、うまく使いこなして世界を捉えるとめちゃくちゃ頭が良くなります。
というか頭の良い人はこの思考法を身につけているので、有能になりたい方は世の中に潜む生存者バイアスを探してみてくださいね。
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