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親の過保護により東大に入った人間の末路-Part1-【イントロダクション】

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僕は一人っ子で、小さい頃から親の愛情を一身に受けて育ってきた。

親は僕のことを真面目に愛してくれていたのだろう。

だからこそ僕には失敗してほしくないと思っていたのだろう。

だから親はいろいろなことを心配して僕に対して予防線を張ってきた。

 

「良い中学に入れば良い大学に入ることができて良い会社に就職できて良い人生が送れる」

 

こんな感じのことを僕は小学生の頃から言われてきた。

親に悪気はなく、僕のことを一番に考えた結果そのような言葉をかけていたのだろう。

僕はそんな親を恨んではいない。

今の僕がこうなってしまったのは全て自分の責任であり、自分が主体性を持って考えることを放棄してきたからこうなってしまったんだ。

僕の親は極端に保守的だ。そして世間体、周りの目を気にする。

「あの子のことが好きなの?」

「その子はどこの女子大?」

「あの子は愛想が悪いわね」

自分の子供の恋愛に対して非常に敏感に反応する。

そしてポジティブなことはほとんど言わない。

 

僕は小さい頃から親の言う通りに育てられてきたため、頭では親の言うことが全てではないと言うことがわかっていても、本能的に親の言うことに従うべきだという精神を育んできてしまったので結局行動に移すことができない。

こう言ってしまうことがまた僕が変われない原因なのかもしれない。(きっとそうだ)

もう一度言う。僕は親のことを決して恨んではいない。

 

僕は大人になった。

そしていろいろなことを考えるようになった。

これまで親の思想が僕の奥深くまで浸透していたものが、だんだんと変化していき、自分自身の思想が育ち始めてきた。

それは今までの思想とは全く違うものであるため、その思想が育つにつれて僕は僕の中に違和感をおぼえるようになった。

言葉にできない思想と違和感。すごく気持ちが悪い。

 

今まで絶対的な正義として存在していた親(世間では過保護とも言う)、そしてその思想は前時代的で今の時代には合わないもの。

そのような思想が根付いていた精神に、いまの時代、もしくはもっと先の近未来的な思想が生まれようとしているのだ。当然、違和感を覚える。

ただ、すでに支配的に存在していた前時代的な思想により、新たな思想の息吹は必死に閉じ込められていた。

 

僕は今までいろんな人と浅く広く付き合ってきた。

よく言えば人当たりが良く、アイドル的な存在。

悪く言えばうわべだけの付き合い。

僕はそんな人間だから僕の心に深く入ってくる人はいなかった。

僕と接する人間はみんなうわべだけ。

僕の上澄みの気持ちだけをすくっていく。

別に僕は彼らのことを責めるわけでもないし、彼らとはいまの関係を続けたいくらいだ。

 

これからも彼らのような友人(と一般的に言われているもの)が僕の周りにはどんどん増えていき、それ以外の種類の人間とは関わらないだろうと思っていた。

しかし、僕の心にずかずかと入ってくる人間に出会ってしまった。

 

生まれて初めて僕の心の奥深いところまで入ってきた人。

絶対に他人に見せないところまで入ってきた人。

そんな人に出会いました。

この物語はそんなあなたとのぶつかり合いにまつわるものです。

 

続く。

親の過保護により東大に入った人間の末路-Part2-【人となり】

親の過保護により東大に入った人間の末路-Part3-【初めて出会った人間】


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