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子供を東大に入れたいなら今すぐ習い事をやめさせろ-好きか嫌いか言う時間を見て-

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どうもこんにちは。今日は東大生の習い事事情についてです。

テレビで東大生が子供の頃にしていた習い事ランキングのようなものや、以前僕が赤門前で受けたアンケートにも習い事はやってましたか?といったものがありました。つまり、世間の皆さんは東大生が子供の頃にどんな習い事をしていたか気になっていたということになります。

先日放送されたTBS「好きか嫌いか言う時間」の中でも東大生が子どもの頃どう言う習い事をしていたのか取り上げる場面がありました。

そして、自分の子にその習い事をさせれば東大に行けるのではないかと思うのでしょう。そのような考えを持った人が多いと思うので、今日はその考えが正しいかどうか白黒はっきりさせます。

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ではまず結論からいきましょう。

東大生の習い事(塾を除く)を真似しても東大には入れません

なぜなら、東大生である僕自身、そこそこ習い事をやっていましたが、東大に入るのに役に立ったかと聞かれると全く役に立ったとは言えません。だからこのような結論に至りました。

ただし、学習塾に通うことは役に立ったと思います。当然ですけどね笑

もう少し辛辣なことを言います。テレビに出てる東大生は小さいころ習い事をたくさんやっていたと言いますが、これを言ってしまうのは結構恥ずかしいことだと思うのです。なぜなら、「自分は小さいころスイミングやピアノなどたくさんの習い事をやっていた」と言っているのにもかかわらず、東大に入ったということは「スイミングの才能もピアノの才能もなんの才能もないから仕方なく東大に入りました」と言っているようなものだからです。

スイミングやピアノをやっていて才能があるとわかったらその道を極めますよね。もし才能があったら東大に入るための勉強なんかするより、その才能を伸ばす方がずっと良いのです。つまり、習い事ばっかりやっていた東大生はなんの才能もない東大生なのです。

子供に習い事をたくさんやらせるのは悪いことだとは思いません。その子の才能は習い事をやらせて見ないとわかりませんから。でも、東大に入ることだけを考えると習い事なんて全くの無駄です。そんなことやっている暇があれば勉強させるべきです。

 

このことから東大生は3種類に分けることができます。

・天才(勉強の才能がある人)

・なんの才能もないことがわかって勉強するしかなかった人

・才能を探すチャンスがそもそもなくて最初から勉強の道に入ってしまった人

ちなみに僕は2番目です。(若干3番が入っているかも)体感的にこれらの割合は1:5:4くらいな気がします。東大の中でも天才はごく一部。残りの9割は勉強の才能すらなく、ただ勉強するしかなかった人たちです。

 

という結論を出してしまったのでここから先、記事を書く意味があまりなくなってきたような気がしますが、僕がどんな習い事をしたか振り返ってみます。

まず、幼稚園にいるころ、英会話をやっていました。いっておきますが、このころの英会話は僕の東大受験において全く役に立っていないと思っています。(思っていると言う曖昧な言葉を使ったのは、もしかしたら潜在的に役に立っていたという説を否定できないからです。)

さらに同時にサッカーもやっていました。1年間ほどやっていたのですが、全く上手になりませんでした。その後の中学校や高校でサッカーの授業があっても僕はむしろ平均よりも下手くそでした。サッカー習っていたのに。

また、幼稚園から小学1年生までスイミングを習っていました。これも全く役に立ちませんでしたね。今でもクロール25m泳げませんし、海で溺れそうになるし全く役に立っていません。

あと、体操もやってましたね。器械体操。腕を骨折して一時お休みして、復活したら鉄棒の前回りすら怖くなってやめましたね。今でも鉄棒怖いし、前回りできません。

時間は少し進んで小学4年生頃からテニスを習いだしました。テニスは若干上手くなりました。ただ、テニスが上手くなったところで役に立つ場面は今までありません。テニサーはいればよかったかな。

そして、この頃から塾にも通い出しました。そう、かの有名なサピックスです。ここでようやく、自分の人生において役にたつ習い事が始まりましたね。サピックスに通っていなかったら東大に入っていなかったかもしれません。とはいえ、中学受験では第一志望の開成に落ちました。結果的に東大入ってるんでいいんですけどね。

 

以上が東大生である僕が小さい頃にやっていた習い事になります。おわかりのとおり、スポーツ系の習い事は僕の人生で全く役に立ちませんでした。運動神経がないんですよね。だからやっても意味がない。体操とかスイミングとかそこらへんでやめておくのが賢明だったかも。

代わりにできれば音楽系とか芸術系の習い事をやってみたかったところはありますね。だって育ちよさそうじゃないですか。僕全然育ちよくないですけど。歌だって結局うまいわけだから絶対そっち系の習い事をやっていた方が良かったのかなと思います。

はい!ということで結論言います。

習い事自体は悪いことではない。でも、向いてない習い事はさっさとやめるべきである。

運動神経の良い子にはいろんなスポーツをやらせてその中でも特に才能が発揮されるものをやらせれば良い。でも運動神経の悪い子にいろんなスポーツをやらせても無駄。その子にはもっと違うところに才能があるわけだから、勉強系とか芸術系とか別の習い事をさせるのが良いでしょう。

運動神経の悪い子がテニスだけめちゃくちゃ上手くなるってことないですよね。プロのスポーツ選手はどんなスポーツをやらせても上手だけど、その中でも専門のスポーツは本当にうまいって言う場合がほとんどですから。

いろんな習い事をさせてみると言いましたが、全ての子に何かしらの才能があるわけではありません。むしろ、才能がある子の方が少ない。でも安心してください。勉強は才能がなくてもできます。時間を割けば勉強はそれだけ結果が出ます。

確かに天才と言われる人たちはいます。それは勉強の才能です。でもそのような才能を持っている人は少ないです。プロスポーツ選手くらいの割合でしょう。天才というのは勉強のプロです。

しかし、才能がなくても東大にはいれます。だって東大は毎年3000人も合格しているんですよ。毎年3000人もプロになれる業界なんてないですよね。つまり、才能がなくても東大に入れるということ。頑張れば頑張ったぶんだけ東大に近づくことはできます。

だから才能のない人はとりあえず勉強する。逆に才能のある人はそんなに勉強しなくても良いでしょう。時間の無駄だから。

みなさん、自分の才能を探してみましょう。才能がないみなさんはとりあえず勉強しよう。これが東大生が考える習い事論でした。

 

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