どうもこんにちは。皆さんはこんな疑問を持ったことはないでしょうか
なんで勉強しなきゃいけないの?
社会に出て二次方程式を解く場面なんてある?
歴史の年号覚えてどうするの?
このような悩みに東大生が全部答えてしまおうというのがこのコーナーとなります。今日は英語数学国語理科社会全ての教科を勉強する意味を書こうと思います。
英語
これは勉強する意味はある程度わかるのではないでしょうか。将来必要になってくる場面があるからですね。文系でも理系でも英語はできないといけません。
文系の人は海外の人と交渉したりコミュニケーションする機会が将来的にあるので英語を勉強すると強い場面が多々あります。
理系の人は海外の論文を読むときなどに英語が役に立ちます。というより、日本語で書かれている論文なんて世界的にはとても遅れているようなことしか書かれていないので、英語が読めないと世界に追いつけない人間になってしまいます。だから理系の人でも英語は大事なのです。
数学
理系の人にとってはもちろん大事ですよね。大学に行ってもその先もいろいろな場面で数学は使うことになります。プログラミングをする時も数学使いますからね。高校数学の範囲も十分使います。
一方文系の人にとっては必要な場面が限られてくるかもしれません。政治家になるにしても数学の知識はそんなに必要とされないでしょうし、文学部に行っても数学は必要ないでしょう。しかし、文系の人でも圧倒的に数学が求められる学部があります。そう、経済学部です。経済学部はめちゃくちゃ数学を使います。だから、文系だからって数学をおろそかにしているとめちゃくちゃ稼げる経済学部に行けなくなってしまいますね。
国語
文系の人にとってはもちろん必要なのですが、具体的に明確に国語力が役に立ってくる場面って少ないと思います。文学部の人ならともかく法学部とか経済学部の人にとって国語が直接役に立つことは少ないかもしれません。ただ、国語から学ぶことのできる論理的思考能力は交渉の場面で大いに役に立ちます。だから、文系の人にとって国語は非常に重要なのです。
一方、理系の人にとってはもっと国語はいらないように思えるでしょう。しかし、先ほどと同じで論理力は学問において非常に重要なものです。チームメンバーと論理的なコミュニケーションをとることが求められる理系でもやはり国語は必要でしょう。
理科
これは理系の人にとっては当然ながら必要ですよね。新しい技術を生み出していく第一歩として理科は非常に重要な立ち位置を占めています。理系の道に進む人間にとっては言うまでもなく理科は重要です。
一方文系の人にとっては理科の知識はそこまでいらないかもしれません。実際、文系の人々が運動方程式を記述することができなくても良いと考えています。しかし、文系でコンサルタントになったり、交渉が求められるような人は自然現象を理解して、それが今後社会や会社にどのような影響を与えるのかを定性的にでも議論できる力を持っているとアドバンテージになるので持っておくべきでしょう。
社会
これは逆に文系の人にとっては重要ですね。過去の歴史を学ぶことで、国と国、人と人はどのように衝突して和解し、互いに未来に足を踏み出してきたのか。これを学び、今の世界情勢から諸国とどのような交渉をすれば成功する確率が高いのか。その裏にはどのような人間の心理が働いてるのか。これを学んでいることが交渉のプロというわけです。人の心を動かすにはまずは昔の人々がどのように交渉を成立させてきたかを学ぶことが重要なのです。
一方、理系の人には社会は必要ないかもしれませんね。僕は理系の人間なのですが、役に立ったことはありません。しかし、社会というのは人と人との関わりの場所なので、これを学んでおくとコミュニケーション能力が上がるのかもしれませんね。このことがもしかしたら文系の人間の方がコミュニケーション能力が高いことの理由なのかもしれません。
以上のように、各教科とも理系、文系の人が学ばなくてはならない理由があります。どれかの教科を諦めるということはその先にある進路を諦めるということになります。だから、教科を絞るときはそのくらいの覚悟を持ちましょう。逆に全ての教科を均等にやっていると、どの進路も選べるようになるので世界全体を見渡せる人間になれますよ。
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