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北朝鮮と世界の関係を東大生が中学理科で説明するよ!

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どうもこんにちは。今日は政治の話です。

ちなみに僕は政治的に偏った思想とかは特に持っていないので客観的に書こうと思います。あと、北朝鮮事情について特に詳しいとかそういうことはないです。あくまでも北朝鮮のように非常に圧力を必要とする国について世界がどう反応しているかを、中学理科の圧力に例えながら話していこうという記事です。

今日の朝も北朝鮮がミサイルを飛ばしたように、北朝鮮の緊張は最近ますます高まっています。それに対してアメリカを中心とした各国は北朝鮮に対して圧力を高めています。

圧力を高めることで北朝鮮が爆発してしまうのではないかと考える人もいるでしょう。もしかしたら暴発してしまうかもしれませんが、中学理科の範囲で考えると各国の動きは正しいことがわかります。

先述のように中学理科の圧力の範囲が今回の話の中心になってきます。さらにわかりやすいように風船を例にして考えましょう。

風船はふくらませていくと割れますよね?なぜ割れるのでしょうか。それを考えるには風船のゴムの張りと風船内部の空気の圧力を考えなくてはなりません。

まず、風船をふくらませていくと風船が大きくなると共に内部の圧力が上がっていきます。

風船の内部の圧力と外部の圧力(大気圧)は釣り合うようにならないといけないので、風船内部の圧力を下げるために風船はひっしにおおきくなろうとします。風船の容積や表面積を大きくすることが風船の圧力を下げることになりますからね。

でも風船は無限に大きくなれるわけではありません。風船のゴムにも限度があります。風船が大きくなると表面に張りが出てきます。その張りが限度を超えると風船は割れてしまいます。

以上のことが風船に空気を入れていくと割れてしまうことのメカニズムです。では少し視点を変えてみましょう。

先ほど、風船内部の圧力と外部の圧力が釣り合っていなくてはならないと言いました。しばった風船を外から次第に大きな圧力をかけていくとどうなるでしょうか。少し圧力を大きくすると、その圧力とつりあうように風船自体が小さくなって内部の圧力が大きくなります。

これをどんどん続けるとどうなるでしょうか。次第に風船は小さくなっていきます。しかし、小さくなっていけばいくほど内部の圧力はどんどん高まっていき、最終的には(風船が本当に小さくなったら)圧力は無限大になります。ここでやっと爆発します。しかし、この時には十分小さくなっているのでそこまで大きな爆発にはならないでしょう。外界の圧力も大きいわけですし。

ではここで世界と北朝鮮の関係に戻してみましょう。先ほどの例では風船が北朝鮮、周りの空気が世界ということができますね。

北朝鮮が核実験を行ったりミサイルを飛ばしたりするというのは風船内部の圧力が上がるということです。これを放っておくと、風船の中にひたすら空気を入れ続けるということになります。

このままだと割れちゃいますよね?だから周りの圧力を強くしていくんです。そうすれば内部の圧力と釣り合って風船が割れることはない。そして、北朝鮮内部の圧力が小さくなったら(すなわち空気が抜けてきたら)外からの圧力を減らしていってもいい。外からの圧力がそのままなら風船はしぼんでいく。

結局周りがどんどん圧力をかけて北朝鮮自身の圧力が弱まるのを待つしかない。放っておいて風船が破裂してしまうのが一番ダメなこと。だから世界各国、特にアメリカは圧力を強めているんだと思います。

今なぜ北朝鮮が緊張状態にあるのかとかよくわかりませんが、中学理科で今の世界情勢を説明できそうだなと思ったのでやってみました。このアナロジーには現実の状態と異なっているところがあるかもしれません。


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