どうも皆さんこんにちは。最先端東大生です。今回は音楽についての話です。
僕は中学生の頃から嵐が好きです。その頃ちょうど嵐の人気が爆発して、オリコンランキングの年間ランキングで上位を占めるようになりました。だから、オリコンもめちゃくちゃ見ていました。それに合わせてCDTVもめちゃくちゃ見ていました。録画して何回も見ていました。今となっては暇人かよって感じですけどね。あと、bayfmの「POWER COUNTDOWN」も聞いていました。
こういう人以外と多いんじゃないですかね?それから10年近く。時代は変わり音楽市場の中心はCDからだんだんネット配信へとシフトしていきました。それとともにその様相も変わってきました。今回は音楽市場のここ最近の変化についてお伝えしていきます。
まず、2000年代くらいまではオリコン年間ランキングの上位の顔ぶれはその年にヒットした曲が名を連ねていました。毎年毎年めまぐるしく変わるトレンドがそこには反映されていました。しかし、不況のあおりを受けてかCDそのものの売り上げがどんどんと落ちていきました。それが2010年あたりです。
この頃の音楽シーンを席巻していたのは2007-08年からトップに躍り出た嵐。2010年の前半くらいまでは圧倒的トップとなり他の追随を許しませんでした。実際に2008、2009年の年間ランキングは嵐が上位を独占していました。毎年流動的に変わる年間ランキングが様変わりしたのはこの頃です。この頃から年間ランキングは売れた曲が並ぶ場所というよりかは売れているアーティストの曲が並ぶ場所という場所に変わっていったのです。
そして、さらにオリコンに衝撃的な記録を残すグループが生まれます。そう、AKB48です。握手券同封のシングルを発売することによってミリオンヒットを連発。今でもその連続記録は途切れていませんね。当時の音楽市場にとっては衝撃的なビジネスモデルだったでしょう。
ただ、このようなビジネスモデルに疑問を持つ声が次第に増えてきました。握手券で枚数を稼いでいるなんてCDランキングとしてはありえない。という意見です。確かにそれはわかりますよね。他のアーティストではできない売り方をしてトップを独走する。さらにオリコンのメディアへの影響力は絶大。誰もが批判をしたくなりますよね。
この状況はしばらく続き、最近の音楽市場になります。もはやAKBグループ、ジャニーズしか上位に入らず、よく聴く曲があまり入っていない年間ランキングには嘲笑が向けられました。そしてCD市場ではなく、別の音楽市場が盛り上がってきました。そうです、ダウンロードです。
今となっては音楽をダウンロードするというのは当たり前になりつつありますが、このシフトチェンジが起こったのも割と最近なんですよね。時代は進んでいき、今はまだCD市場は乃木坂や欅坂が勢力を伸ばしつつありますが、どうなっていくのでしょう。もはや握手券市場といってもいいくらいになってしまいそうですよね。
このようなことがあり、AKBからまさにもらい事故のようにオリコンCDランキングの権威は失墜していきました。握手券が売れたランキングとあまり変わらないランキングに意味はなくなってきたのです。代わりに意味を持ち始めたのが音楽ダウンロードランキング。このランキングにはCMでよく聴くような曲が名を連ねていますね。時代を反映しているランキングはダウンロードランキングということができるようになってきました。
その時代の変化からTBSのCDTVも3月まではオリコンシングルランキングを放送していたのが、様々な影響力を含めたランキングへと仕様変更しました。ここで大きな影響を持っていると考えられるのが、音楽ダウンロードだけでなく、Youtubeです。Youtubeでも欅坂や乃木坂はMVを公開しているため、この視聴数がランキングを押し上げるというようになってきています。がらっと集計方法が変わったのですね。
ただ、この集計方法の変更は僕の中では若干の疑いのタネをまきました。それは簡単にランキング操作できてしまうのではないかということ。以前まではオリコンが公式に発表しているランキングとほぼ同じランキングがメディアとして放送されていましたが、集計方法が曖昧になったことによって、例えばお金を渡してランキングを操作することができるのではないかとも考えてしまうのです。(もちろん想像でしかないですよ)
なので、オリコンのオワコン化により、CDTVがオワコン化してしまい、みんなが倒れてしまうのではないかと危惧しているのです。
私は音楽ランキングが非常に大好きです。たとえ握手券ランキングでもいい。だから堕ちゆくオリコンを黙って見殺しにしたくない。それが僕の思いです。勝手にオリコンが死んでしまいましたが笑、皆さんも是非音楽ランキングの歴史について考えることがあったらこの記事を参考にして見てください。
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